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【レビュー】 12012 - Ray ~左回りの懐中時計~

アーティスト名:12012
音源名:Ray ~左回りの懐中時計~
発売日:2004年7月30日

12012が当時ライブ会場限定 (渋谷公会堂) で発売したシングルについての感想なんぞを。


【収録曲】
01.Ray ~左回りの懐中時計~

表題曲が1曲だけ収録されたこの会場限定シングル、
「だけ」 と言いましたが1曲だけでも聴きごたえ抜群。

当時思ったのは 「このCDが会場限定って、来れないファンやリスナー可哀そう!」 と思いまして。

何故かって、前述しましたが聴きごたえ抜群というのも、
初期12012の中では屈指のメロディアスな曲なんですもの。

ご存知の方も多いでしょうが、バンド名の意味は凶器所持、
そしてバンドコンセプトは人間の内面における狂気。

これらが根幹にあるので、このバンドの曲たちにはほぼ重く鬱蒼としたメロディーや歌詞が多いんです。

実際、昔のとある雑誌のインタビューではメンバー自らが、
「コンセプトである狂気を表現するにあたって、自分たちの楽曲にメロディアスな要素は一切必要ない。」
という事を言っていたんですな。

ついでの余談ですが、同じく取材にて 「ステージネームより本名でやった方がコンセプトを表現しやすい。」 とも言ってました。
全員V系には珍しいフルネームで活動というBUCK-TICK以来の暴挙w

メジャーデビュー後の後期12012では聴きやすい曲がかなり多かったですが、
初期の12012は取材の通り、聴きやすさなんてまったくと言っていい程ないというのが個人的な感想。

そんな中で、この 「Ray ~左回りの懐中時計~」 は12012の評価をまったく変える曲。

幻想的なイントロに、異国情緒も感じられる歌詞。
メロが綺麗で、ミディアムですがとても切ないんですよ。

ダークの中に綺麗が、いや、綺麗の中にダークがあるような。

といっても、一切のシャウトはありません。

別にメロディアスさのない12012も好んで聴いていましたが、
口ずさみたくなるようなものでも、カラオケで好んで歌いたくなっちゃうような曲はなくて。

正直、当時彼らが所属していたUNDER CODE PRODUCTION内ではパッとしないイメージ。
Phantasumagoriaとかヴィドールが事務所の花形でしたし。

しかし、この曲のお陰で 「あ、12012はわざとメロディアスな曲を作っていないだけで、作ろうと思えば作れるんだ。」 と思ったわけです。

地下線バンドの稼ぎ頭になりうる布石としては十分な音源。

結果メジャーデビューもしてますし。

当然、カラオケにこのRayは入っていますから、頻繁に歌いますよ。

というわけで、会場限定販売のみはもったいないなぁ…なんて思っていたら、
後発の裏ベストアルバム 「not obtain+1」 に収録されたという。

レアもの好きなリスナーは是非1曲入りの会場限定シングルを、
曲だけを楽しみたいのならアルバムを買いましょう。( ゚Д゚)b

中古なら限定と言えどクソ安いですよ。

【おすすめ音源】
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V系、アニメ、ゲーム、ピアス、爬虫類が大好きな者です。

ゆきちよ

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本物のゆきちよです、そう、本物のです。

いわゆるヴィジュアル系バンドと呼ばれる人たちの音源(CD、DVD)レビュー。

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