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【レビュー】 12012 - Shudder -完全盤-

アーティスト名:12012
音源名:Shudder -完全盤-
発売日:2005年6月15日

2ndシングルとして発売された 「Shudder (限定3000枚) 」 に収録されている3曲の再録に、
新曲の1曲がついた 「Shudder -完全盤-」 についての感想を。


【収録曲】
Disc1
01.Shudder
02.in favor of...?
03. Venom

Disc2
01. call me

この音源の根幹にあるテーマは 「狂気的殺人鬼」 。

1曲目のShudderでは殺人を犯し、2曲目、3曲目は裁判での情景が描かれる。

ちなみに前作である1stシングル 「depression sign」 では主人公である少年が鬱になる。

鬱になった少年がここで爆発するんですな。

【01.Shudder】



曲名は 「恐怖からくる身震い」 という意味。

前述の通りに、歌詞では殺人シーンが書かれていますが、
曲の始まりから綺麗なピアノが奏でられます。

全体的にピアノが綺麗なローテンポなナンバーですが、歌詞はアグレッシブな内容。

舞台に湖の畔 (ほとり) が出てきますが、
ピアノの音色が波一つ立っていなそうな静寂の湖面を連想させる。

「右手にナイフ」 「昏睡状態の君を何度も殴りつける」
「死体」 「湖のベッドでおやすみ」
といった直接的な表現も多々見受けられます。

【02.in favor of...?】

曲名は 「...に賛成 (支持) ?」 という意味。

40秒ほどの短いインスト曲。

「この曲大好き!」 とは絶対にならないインスト曲で、
立ち位置としては音源を通してのコンセプトに沿う1つの流れのような曲。

裁判での様子が描かれます。

1曲目のShudderで殺人を犯し、この2曲目で法廷へと向かいながら、
自分の感情を爆発させていくのでしょうか?

ライブで無料配布された第一審判決というVHSにこの曲と、
続く3曲目のVenomのPVが収録されています。


どうやらShuddder内で殺人を犯した主人公の少年は、
PVに映し出される文章から、罪の意識が無いようで。

最後はVo.宮脇渉の徐々に荒くなっていく息遣いが入っています。

これは感情を爆発される描写ではないでしょうか?

【03.Venom】



MVは第一審判決というVHSという無料配布ものから。

曲名は 「毒や恨み」 という意味を持つ。

12012にしてはメロディアスでヘヴィな曲です。

といっても、大衆受けするわけはありませんが、
12012の中ではメロディアスな方に分類されます。

シャウトもやや多めですが、このVo.のシャウトの好みが分かれそうなところかと。

ツタツタとハットを多用するドラムも、この曲の雰囲気にはかなりマッチしています。

ギターのフレーズや曲の構成は、Dir en greyのFILTHのような雰囲気。

しかし歌詞に使われるワードが難解。

なんだ?
「記憶の微かな白紙のヒューバス」 って。

なんだ?
「絡まる水彩画デッサン」 って。

「罪と罰の甘いソテーで」 って、やっぱりFILTH臭がする。

【01.call me】

普通に良い曲です。
メロディアスで、という意味ではありませんが。

個人的には、ShudderやVenomのほうが飽きはこなそうな感じ。

当時のShudder制作と、この新曲であるcall meを制作した日までかなりの時が経過していますが、
Shudderを通してのイメージを損なう事のない追加トラックではあります。



12012は重低音が多く、特にメロディアスさも感じずの楽曲が多いですが、
この音源は全体を通して聴きやすく12012を表現出来ています。

初めて12012を聴く人にはおすすめの一品。( ゚Д゚)b

しかし、トールケースな上にたった1曲追加されただけで定価が\2,000近くと大分なめています。

買うなら中古で、もしくは限定品ではありますが過去作のShudderを探してみては?

【おすすめ音源】
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V系、アニメ、ゲーム、ピアス、爬虫類が大好きな者です。

ゆきちよ

Author:ゆきちよ
本物のゆきちよです、そう、本物のです。

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